一次産品価格の部分的回復 2
開発途上国にとって、それは、価格上昇によって輸出収入の増加が見込まれないことを意味しています。
従って、これらの国の国際収支困難が、債務返済危機の再発を防止するほど、また輸入レベルの長引く沈滞を逆転するほど十分に緩和されることはないでしょう。
洗進市場経済については、価格の穏やかな回復によって、これまでのインフレ対策における成果をあやうくすることなく、より拡大的政策をとる余地が生まれるでしょう。
1982年の平均水準に比較して、鉱物、鉱石および金属の価格はほとんど変化していません。
アルミニウムを例外として、これら産品の価格は、大量の生産者在庫および需要を上回る過剰生産設備の存在により引き続き停滞するでしょう。
現在の見通しどおり、全体的景気回復のペースが緩慢なものにとどまるとすれば、この問題を将来の2年間で克服することは困難であり、従って、価格の顕著な改善も見込まれません。
農業原材料価格の状況は若干良好ですが、同産品全体の価格上昇は小幅でした。
価格上昇は主として綿花とゴムという2つの産品に限られています。