国際結婚のすすめ 2
「ぼくにはこんなこと、どういう風に処理すべきなのか、まったく分からなかったし、分かりたくもなかった・・・。
彼女は弁護士を訪ねました・・・。
訴状を書き上げると、彼女は
"ごめんなさい。あなたを被告なんかにして、わたしが原告なの"
・・・って言いました。
裁判所の入り口では、"裁判官が離婚の原因を尋ねても、あの夜のことは決して言わないでね"と頼むので、ぼくはみんな承諾しました。
裁判所に提出した離婚の原因は夫婦の感情の不一致ということだったんです」。
彼は突然冷たく笑いました。
「ともかくそんな風に書いたんです。
彼女だって自分でそう言ってましたが、僕らは学校に行ってた頃から一緒だったし、感情の不一致なんてまったくなかったんですよ。
裁判所だって何にも尋ねません。
双方が離婚すると言うんだから、離婚と判決するだけです。
それに、裁判所にどうして離婚するのかと尋ねられても、ぼくだって本当のことなんか言いませんけどね・・・
こうして、離婚しました」。
深く傷ついた彼にわたしが国際結婚 相談所に通うことをすすめたのは、早く新しい恋をしてほしかったからです。
傷ついた恋を忘れるには、新しい恋をするしかないとわたしは思っています。